虫歯の無い歯(奥歯)が割れた!

「先生、健康な右上の奥歯が真っ二つに割れて、とっても痛いんだけど!」

10年来4か月に1度、必ずメンテナンスにいらしている患者様からお電話を頂戴しました。

担当の衛生士と顔を見合わせ、レントゲンで右上臼歯のカリエスがないことをチェック、何が起きたのか想像もできません。
「・・・」

当日の午後、急患で診させて頂きました。
レントゲンを撮り、お口の中を拝見、ななんと、右上第一大臼歯(6番)近遠心方向に、まさに真っ二つに割れておりました。
やはり、虫歯になっておりません。

「・・・・・!」
「先生、何がおきちゃったの?」

患者様とお互い顔をまじまじ見てしまいました。

と、その時、右上唇に擦り傷が、「あれ、怪我されたんですか?」

「1週間ほど前、転んで前歯ぶつけて、歯も少し欠けちゃった、でも、欠けた歯は痛くないよ」

奥歯にばっかり目がいっていて、前歯をチェックしていなかったのですが、ななんと、右上犬歯の先端が、欠けているではありませんか!

「犬歯と奥歯、何か関係あるの?」

「もちろんです。犬歯が欠けてディスクルージョンができなくなった訳です」

「糸切り歯が当たって、奥歯が開くっていうあれネ」

「ハイ、おしゃるとおりです」

「じゃあ、痛くなかったから来なかったけど、すぐ来るべきだったわけだ、まさか奥歯に負荷がかかるなんて、ショック・・・」

歯科医師歴20ン年の私にとっても、初めての事でした。

バランスが大事なことを再認識する出来事でした。

でも、二人とも本当にショックでした。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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