最小限のインプラント数での症例について  その②

いつもありがとうございます。
さて、前回に引き続き患者様「Kさん」の報告をさせていただきたいと思います。

特に、今回はインプラント治療に関することをお伝えしたいと思います。

まずは前回同様に最終の写真を見てください。

3本インプラント1

この方ですが、左上の1番から右上の6番までの7本を(写真上では上の歯の左から中央の2本まで)治療をした症例であります。

ここで、皆様にお聞きしたいのですが、この症例でのインプラントの埋設本数は何本でしょうか?

(正解)

3本インプラント④

今回の症例では、上記の写真の様に左1、右3、右6と【3本】のインプラント治療にて土台を作らせていただきました。

実際にこの患者さま「Kさん」は、いろいろなクリニックに治療相談にいかれた経歴がございます。

(治療前の写真)
3本インプラント③

写真のように、右上側は唯一、右2の歯が一本ある状態でありますが、もうぐらぐらの状態で噛み切るという行為に関しては機能しておりません。

ほぼ右1から右8までの8本の歯がない状況と左1の1本も無い状態であるため、治療の相談を行っていただいたクリニックでは様々なアドバイスを受けたそうです。

特にインプラントの埋入本数に関しては様々でありました。
A医院(8本)、B医院(6本)、C医院(6本、最低5本)
そして、私のクリニックでご提案をさせていたいただいた本数は「3本」でございます。

当然のごとく、「Kさん」はびっくりされていました。
インプラント治療は、非常に良いものですけれどもまだまだ費用がかかる治療方法でもございます。

確実な強度、将来の保証があるのであれば、少ない本数の方が、患者様とっては幸せなことは明白であります。

実は世界的にも”オールオンフォー”という考え方がございます。
これは、片顎で14本歯が無い総入れ歯を必要最低本数(4本)のインプラントで支える考え方であります。
ちなみに従来は10本から14本のインプラント手術が必要でした。

最近の研究で、特殊な技術を用いて埋め込めば、日常生活に必要な歯(方顎で12本)を支える為に必要なインプラントは4本から6本にできることがわかったのです。

この方法は、特に欧米で普及してきており、患者さまの費用や手術時間、精神的なものなのでも負担を減らすことができます。

私は、この患者様を診察させていただき、口内環境を判断して、インプラント3本の手術を決断いたしました。

いつくか条件はあるのですが、自分の骨があり、13mm以上のインプラント埋入が決めてかもしれません。

また、この決断には続きがございます。
それは、仮歯の状態でのバランス調整のプロジェクトです。

実際は、治療用の義歯で4ヶ月、その後のバランス調整に6ヶ月というオペ後の計画が重要かつ必須であります。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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