あなたの噛み合わせを気にしてみて下さい。

ここ数日に渡りまして、

  • 歯をしっかり磨いていれば歯周病にならないと思っていませんか?
  • 我が子の噛み合わせが原因でお口以外に現れる問題とは
  • ダイエットにまで関わる噛み合わせの問題
  • 知っておきたい:40歳から始まる高齢期の噛み合わせ問題

と、全て噛み合わせから始まる意外と知られていない問題についてお話しさせていただきました。(もし気になる記事がございましたら、お読みください。)

本日はまとめとして、ご自身の噛み合わせが正常であることの大切さ、また、不正咬合の場合はそれを治すこと、正常な場合はそれを維持するためにどうすればいいのかについて、お話しさせていただきます。

前回は、噛み合わせから腰痛や認知症状、うつ等にまでつながることもご説明させていただきましたが、ここであらためて、歯の本来の機能に戻って考えてみましょう。

咬合が正常な場合、食事の時も食べ物をしっかり噛むことができます。
すると唾液も分泌し、食物がきちんとすりつぶされ、消化がしっかりと行われることにつながります。

その結果、皆さんが食べたものに含まれる栄養を確実に摂取することができるのです。

逆に不正咬合の方は、食物をしっかりと噛むことができなくなり、消化機能が低下します。
すると、せっかく食べたものの栄養をきちんと吸収できずに、胃腸を通り抜けてしまうのです。

以前から健康ブームで、何を食べるか、栄養や成分などを気にされる方が増えてきました。
添加物の多いものや栄養のないものを気にせず食べるよりも、誠に喜ばしいことであると私も思います。

ただ、口の中に入れればその栄養が自分のものになるかといえば、そうではありません。きちんと消化・吸収がなされないと、せっかくこだわりを持って食べられたお食事も、あまり意味がなくなってしまう・・・これはもったいないことですよね。

その消化を直接左右するのが噛み合わせです。

他にも、よく噛めないとかたい食べ物や噛み切りにくい物をつい避けがちになり、結果的にそれらに含まれる栄養を摂取できないことにつながるケースもございます。

その反対に、何でも好きなものが噛めることは人生の中で毎日訪れる「食事の時間」を、楽しめる生活につながると言えるのではないでしょうか。

今は歯科医療も進歩し、歯を失ってしまった場合でも、インプラントを入れることで、まるで自分の歯であるかのように噛めるようになります。(咬合に関する知識も併せ持った歯科医がおすすめです。)

また、義歯、入れ歯の方は、噛み合わせを定期的にチェックすることで、正しい噛み合わせを維持しましょう。

今ご自身の歯で問題ないと思われている方も、歯並びがずれてしまったり、歯周病で歯を失ってしまったりする前に歯医者で診てもらうこと、これが口腔機能を、これから先もずっと維持するポイントです。

○本日もご一読、ありがとうございました。

本当に、年に数回のチェックやメンテナンスで、皆さんの口内環境を守れるケースが多いのですが、実際は歯を失ったり、歯肉や骨がダメージを受けてしまった後で来られる方が多いのが、現場の現状です。

やはり治療は、問題が大きくなる前の方が、時間も費用も体の負担も、何分の一で済むことを知っていただきたいですね。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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