ダイエットにまで関わる噛み合わせの問題

前回は、大切なお子様がかみ合わせの不整合から受けてしまう様々な影響(特に口の中だけで収まらない問題)について、ご紹介させていただきました。

今回は、知っておかないと損をしてしまう、「成人した私たち大人が不正咬合から受ける悪影響」についてお話ししたいと思います。

患者様の中で時々いらっしゃるのが、「虫歯ができて痛いので治してほしい」ということで診療を受けに来られて、診てみると虫歯がない、といったケースです。

まるで虫歯ができたかのような痛みがするのですが、虫歯自体は全くできておらず、実は不正咬合によって特定の歯に負荷がかかり、それが原因となって痛みを引き起こしている、という症状です。(咬合について詳しい歯科医が診察すれば、すぐに分かります。)

そして、不正咬合による影響は口内だけにとどまりません。
たとえば噛み合わせが悪くて下顎の位置がずれてしまうと、そこから付随する筋肉、血管や神経にまで悪影響が及び、頭痛、肩こり、手足のしびれ、腰痛といった全身に関わる問題になる場合があります。

他には、

  • 歯が摩耗したり折れてしまう。(咬筋が強い方の場合。)
  • 食べ物がきちんと噛み砕かれないため、胃腸に負担がかかる。(慢性疲労にもつながる。)
  • 顔の形が歪んでしまう。
  • 姿勢が悪くなる。
  • 口臭が発生したり、歯ぎしりをするようになる。
  • 肥満につながる。

といったことが挙げられます。

最後の肥満が意外であったかもしれませんが、これは、噛み合わせが悪くてしっかり噛むことができていないと、満腹中枢があまり刺激されないため、食べすぎてしまうからです。

逆に噛み合わせが正常であれば、全身の代謝活動まで活発化され、体脂肪の消費にもつながるのです。

まさに「正しい噛み合わせは健康維持の基本」なのです。
ですから、ぜひ問題が起きる前に歯科医のチェックを受けてみることをお奨め致します。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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