インプラント矯正とは|従来の矯正との違い、メリット

昨日の予告どおり、本日はインプラント矯正についてお話しさせていただきます。

従来の一般的な歯列矯正とは何が異なり、どういうメリットがあるのか。
歯の矯正をお考えの方は、知っておくだけで選択の幅が広がりますので、読んでおいて損はないと思われます。

歯の矯正治療とは、ご存知のとおり歯に装置をつけ、ワイヤーやゴムを使って歯を引っ張り、正しい位置や向きに歯を移動させ、歯並びを直していくことですよね。

ここでキーワードとなりますのが、「アンカー」です。

歯を引っ張って直すということは、当然、歯を引っ張る固定源が必要になります。それがアンカーです。
(動かないアンカーがあるからこそ、直したい歯を引っ張ることができるわけですね。)

通常の歯列矯正では、他の歯に装置をつけてアンカーにします。
ただ、逆にその歯が引っ張られてしまわないように、場合によっては「ヘッドギアー」などの器具を使って、アンカーとなる歯が動かないよう、おさえてく必要があります。

それに対し、インプラント矯正は「歯」ではなく「骨」をアンカーにするのです。

歯の土台である骨であれば、アンカーとしてしっかり固定されていますから、ヘッドギアーなどの装置も使わなくて済みます。

メリットはまだあります。

  • インプラント矯正なら、歯を抜かなくても済む場合も多い。
  • 通常であれば下の顎を切開する必要のあった方も、そういった手術をせずに済む。
  • 2~3年かかっていた従来の矯正と比べ、早く歯が移動するため治療期間がおよそ半分くらいに短くなる。

いかがでしょう。こちらに「歯の矯正中に食べられないものは?」という記事もありますが、一部の硬い食べ物が食べられない期間が短くなって食事を存分に楽しめるのは、嬉しいことですよね。

実際、ある私の患者様がお友達となされたやり取りをご紹介します。

「あなた、86(歳)にもなって、なんでそんなインプラントなんて・・」

「だって私、100まで生きるもの!
それまで我慢せずおいしいものを食べたいじゃない?」

この方は当院で、矯正ではない通常のインプラント治療をされた方ですが、なんとステキな気概・心意気だろうかと、私は思わずにはいられませんでした。

ちなみに、インプラント矯正に使うインプラントは、通常のインプラントとは装置も違います。

中でも小さなピンのタイプであれば、歯ぐきの上から埋入するだけですから、歯ぐきを切開する必要もなく、麻酔の時間を除けばほんの数分で装着も完了いたします。外す時はさらに時間がかかりません。

「あれ?もう終わったのですか?」とおっしゃられる患者様も多いです。

材質はチタンですから、生体親和性が高く安心です。
体への影響も心配ありません。

グラウンドホグのストーミー「歯列矯正」受ける | エキサイトニュース

↑このように動物まで歯の矯正をする時代になってきたわけですが、このインプラント矯正は、歯科矯正の歴史を大きく変えると言っても過言ではない、素晴らしい技術だと思います。

治療期間も費用も、お一人お一人の口内の状況によってかわってきますので、少し気になった方はお気軽にご相談いただければ幸いです。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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