歯の総合治療、オーラルリハビリテーションとは?

オーラルリハビリテーションとは、一般的に歯周外科・補綴(ほてつ)、インプラント(人工歯根)までを含めた総合治療(全顎治療)のことです。

そのポイントは、患者様お一人お一人によって、治療方針や方法も異なれば、目指すゴールも違うということです。

一人一人に合ったプランを設計いたします。

この症状にはこの治療方法です、と、機械的に決まり、どなたに対しても同じ、ということはありません。

例えば、抜歯した場合1つを考えましても、ブリッジ・義歯(入れ歯)・インプラント等、本当に様々な治療方法があります。

熱心で、歯科医療の多岐に渡った知識も豊富な歯科医であるほど、多くの手段の中から最適なものを選ぼうとするでしょう。

さて、ここからは私の考えです。

確かに、手段は様々あります。
ですが、すべての患者様に対して重要になってくる、共通のポイントもございます。

それは、一言で申しますとバランスです。

歯周組織の状態から、噛み合わせ(咬筋の強さから歯の形状)、そして唇も含めた歯並び(スマイルライン)まで、バランス・調和を取ることが大切です。

食事も、起きる時間と寝る時間、仕事時間とリラックスする時間なども、やはりバランスが大切になってきますよね。また、人の体も、心臓のような一部の臓器を除けば、左右のバランスから構成されております。

あるいはデザインのバランスと言えば、黄金比(Golden Ratio)の「1:1.618」といった比率が存在しますね。
(身近なところでは、名刺の縦横サイズがそうなっているようです。)

女性の理想のスタイルに「ゴールデンプロポーション」という言い方も使われますが、人が美しいと感じる、隣り合う歯と歯の大きさの比率も「1:1.618」 で、やはりゴールデンプロポーションと呼ばれます。

口内環境を審美的な観点から見ましても、歯の大きさから歯と歯ぐきの境目の位置まで、バランスが大切にならないところはございません。

全てがバランスとなれば、その数だけ専門的な知識もたくさん必要になります。

(「全体を考えるなんて当たり前」と思われるかもしれませんが、
きちんと行おうとすると本当に多くの知識や経験が問われることであり、歯科医の実力や診療姿勢によって結果も大きく異なってくるのです。)
それだけ多くの項目のバランスを考えた上で、患者様お一人お一人のゴールと、そこまでの手段を真剣に選ぶことがオーラルリハビリテーションであると私は考えます。

原因は噛み合わせなのか、細菌感染なのか。
患者様の目線で、患者様と一緒に理解を深めながら治療を進めていく、
というのが私のポリシーであるため、そこで型にはめるようなことは一切いたしません。

もし「バランス」を考えた上で、大切な歯や口内環境を守るために必要だと判断できることがあります場合も、きちんとご説明や話し合いをさせて頂き、患者様にご納得いただけるようなご提案にするよう、心がけております。

○本日もご一読、ありがとうございました。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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