大切な糸切り歯

お早うございます。
本日も朝から、雨が降っております。台風も接近とのこと、お出かけのさいには、足もとにご注意ください。

通っていらっしゃる歯科医院で、ご自分のレントゲンを確認して頂けるとご納得して、「うん、本当ですね。」と おもわずうなずかれると思いますが、上の糸切り歯が1番長い歯根なのです。
2番目は下の糸切り歯なんですね。根が長いだけでなく、先端もとがっています。ですから犬歯と呼ばれるわけです。

この糸切り歯、お口の中でとても重要な役割をはたしております。

ディスクルージョン:犬歯誘導の臼歯離開

「なんのこと?」

側方運動(あごを上下の歯を当てながら横にずらす動き)の時、大きくずらした最後は、上下の糸切り歯だけで当たる咬み合わせのこと。

鏡の前で行ってみてください。

奥歯のゆすられを防ぐ役割をしているのですね。
経年的にすり減ってしまうこともあります(エナメル質の硬さや咬筋の強さ、歯ぎしり等による)

糸切り歯の上下の当たりの開きが少なく、お隣の小臼歯に負担がかかると、
ゆすられて、グラグラすることもあります。

どなたでも理想的な歯並び、咬み合わせとはかぎりません。
糸切り歯の隣の歯2・3本もいっしょに当たるグーループファンクションの咬み合わせで、
安定していることもあります。

糸切り歯だけの問題であれば、レジン(プラスチックの歯科材料)で形をなおしたり、おもいきって、さし歯にすることもあります。

歯並び全体の問題であれば、歯科矯正も考えられます。

対症療法として、歯ぎしり防止のマウスピースを装着していただく方法もあります。

咬み合わせによっては奥歯の歯槽骨の吸収がおきることがあるので、ぜひ、歯科医院で咬み合わせのチェックをして頂きましょう。

糸切り歯はゆすられてもびくともしないように、長い根と先がとがっているのですね。

本日もありがとうございました。

PS:「宝島11月号」歯周内科治療 見開き2ページで特集していただきました。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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