硬い歯ブラシで、ゴシゴシしていませんか・?

先週、歯ブラシの弊害でお子さんと、成人の方がお見えになりました。

小学校低学年のお子さんは、とてもご熱心なお母様でした。
若年性歯周炎になっているのではないかと、心配されて来院されました。

「仕上げ磨きが大嫌い!」

「どうしてなの?」

「ママ ゴシゴシするから、歯ぐき痛いの」

「お姉さんが、染めだしして、磨いてあげるね」

ソフトの歯ブラシで、こきざみに軽く丁寧に、染めだされたプラークを衛生士がクリーニングします。

「ママにも痛くない歯ブラシさん、覚えてもらおうね」

「こんなに軽く磨くだけで、汚れって取れるんですね、ビックリ!」

咬む面はゴシゴシでも痛くないけれど、前歯や歯肉との境はゴシゴシだと痛いですし、
汚れがしっかり落ちていません。

成人の方は、「最近歯の付け根がしみるので、虫歯になってると思うんですけど?」

「硬い歯ブラシで、ゴシゴシしていませんか?」

「ハイ、ゴシゴシしないと磨いた気にならなくて」

歯肉との境のエナメル質は薄いので、強く磨きすぎると、削れて、神経が中央にある、象牙質が露出して、知覚過敏になるのです。

また、毛先がしっかり、歯の様々な面に当たっていないと、汚れが落ちません。
ゴシゴシだとすりぬけてしまいますし、歯肉も退縮して、根が露出します

「歯ブラシ しているのと、できている は、違うんですよ」

「正しいと思っていたことでも、間違った理解ってあるんですネ」

湯船の中で、毛先が歯のどこに当たっているか意識して、のんびり、磨いてみてくださいネ。

だって、2回以上歯ブラシすれば、ガン予防にもつながるのですから!


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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