仮り歯はなぜ必要なの?

患者様から「奥歯1本の根の治療なのに仮り歯が必要なんですか?」
と質問されました。

「ハイ、とても重要です。」

専門用語で「プロビジョナルレストレーション」「テック」と言います。

前歯は見た目でも必要です。
食事のため、相対する歯が伸び出ないため、お隣りの歯が倒れないため、神経のある歯はしみさせないため、等。

ただ、いいかげんな仮り歯だと、プラークが着きやすく歯肉炎になる、咬み合わせのバランスが悪くなる、表面が平坦だと咬み切れない、低いとあごが痛くなる、等の弊害がでることもあります。

又、歯科技工士さんにとっても、直接お顔を確認できない場合、形、大きさ、傾斜角度、軸方向、等、クチビル、口もととの調和の情報を得ることができます。

咬み合わせを全体的になおす必要のある患者様は、微調整しながら、半年、1年仮り歯でバランスをとることもあります。

重要なのは、最終的なかぶせ物と同じ、形態、溝(小窩裂溝)、点接触、等にすることにより、その情報で患者様へ、よりベストな技工物を提供することが可能になるわけです。

「根の治療でも、仮り歯つくらさせてくださいネ。」

皆様 よい週末をお送りください。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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