空間に気を配る歯医者

今回は、先日から新たに増えたテーマ 「歯科医の目から見た日本」に関して、日本人の態度と、当院が心がけていることについて、お話しさせていただきたいと思います。
このテーマで前回反響をいただきましたのが、「医師の言葉づかい」についてでした。

「言葉づかい」1つに、自分が目の前の相手のことをどう思っているか、どれだけ大切にしているかが表れると、私は思います。

そしてそれは、1人の人に対する気づかいだけでなく、その場の空気、空間に対する配慮に関しても、同じことが言えるのではないでしょうか。

たとえば食事に行った時に思うのですが、店員さんが男性であっても女性であっても、いきなりコップを置いて

「何にします?」

と、ちょっと愛想のない対応をされる方が時々いらっしゃいます。
また逆に、お客さん側が

「おいラーメン!」「ラーメン1つな!」

と、乱暴な物の言い方をするケースもあります。

「ラーメン1つ下さい」という言い方にするだけで、
良くない印象は全くなくなるのですが。

ここまで申し上げてしまっていいのか分かりませんが、少なくとも私は、こういった物の言い方をする人を見ると、

「こういう人の部下でなくて良かったな」
「こういう人の子供でなくて良かったな」

と、本当にそう思うのです。

たとえ、ものの30分といったわずかな時間でありましても、店内なら店内の空気、居心地の良さが大事なのではないでしょうか。

もし、他のお客様の横柄な態度によって気分を害してしまえば、そこで提供されるお食事やサービスまで、心からは楽しめなくなってしまうと思うのです。

あるいは飛行機の中で、日本人は態度が横柄になるようです。

物の言い方の他にも、たとえば飲み物が無料になりますと、普段は飲まないようなアルコールであっても露骨に頼んだり…。

それに比べますと、外国の方はそんなこともないんですね。

もしかすると、そういった一部の方は「自己主張」というものを
勘違いしているのではないかなとも思います。

時々「日本人は大人しい、自己主張ができない」と言われますが、だからといって横柄になれという意味ではありませんよね。

歯医者も、患者様に正確で確実な診療を提供するのは勿論ですが、それに加え、気持の良い時間・空間を提供させていただくことにも、気を配らなければならないと思っております。

張り詰めている空気を我慢して、病院を出られてから
「やっと終わった…」と肩の力が抜けるのと、

中にいる時、診療の時から居心地が良く、リラックスできて医師やスタッフとの会話も楽しめる病院、あなたはどちらがよろしいですか。

○本日もご一読、ありがとうございました。

次回もこのテーマから、今度は歯科医院内で交わされる やりとりを公開させていただきたいと思います。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
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