虫歯について② 大人になってからの虫歯

いつもありがとうございます。
PCP丸の内デンタルクリニックの長谷川浩之でございます。

昨日から虫歯「う触(カリエス)」についてお話ししております。
そして、今日のテーマは「20歳以降に起きやすいカリエス」でございます。

今日お話いたしますのは、根面カリエス(歯頚部カリエス)でございます。
簡単にご説明いたしますと、このカリエスは歯の歯茎付近にできるカリエスのことを表します。

もう少し、説明いたしますと、何かしらの問題で歯茎がやせてきたといたしましょう。
下の歯と歯茎であれば、歯茎が下がってきた状態です。

そうしますと、今まで歯の見えていなかった部分が少しずつ見えてくるようになります。

その部分にできるカリエスが根面カリエス(歯頚部カリエス)です。
歯茎が下がって、見えてくる部分は、実は歯の象牙質にあたるところです。

後日改めてご説明いたしますが、大まかに歯を断面にして表すと、一番外側にエナメル質があり、
エナメル質の内側に象牙質があり、その内側に歯髄(神経)があります。

お口の中が酸性になり、ある限界点を超えるとカリエスができる事になります。
エナメル質と象牙質ではその限界点が違うのです。
簡単に話すと、エナメル質よりも象牙質のほうが限界点が低く、カリエスになりやすい性質があるのです。

通常は、その象牙質の部分は歯茎で隠れておりますので、カリエスになりにくいのでありますが、何かしらの問題で歯茎が下がってきたり、やせて歯と歯茎の隙間に空間ができてくるとどうしても、カリエスに成りやすくなるのです。

ちなみに、歯茎がやせるのは、歯周病などの原因があげられます。
歯槽膿漏(しそうのうろう)も同じです。

よって、大人に成ってからなりやすいカリエスといえるのです。
実際に歯周病になりやすい年齢は40歳を超えてからといわれておりますが、現代の食生活の変化などえお考慮すると、だんだんと低年齢化をすることは否めないとかんじております。

歯と歯茎の間にカリエスができるということは、歯磨きができていないだけではなく、歯茎がやせてしまう日常生活、つまりお口の中を大切にしていない他の原因もあるということを皆様は考えて頂きたいと思います。

どうして、カリエスになる?
どうして、カリエスに成りにくい人がいるの?
カリエスにならない裏技は?

などなど質問がきております。
実は、カリエスはしっかりとした根拠があり
ロジックを覚えると一般の方でも簡単に予防ができると思います。

私の最終目標は、歯科予防が日常的に行われている社会です。
西川きよし師匠ではありませんが、「ちいさなことからコツコツと」をテーマに皆様にお伝えしたいと思います。

では、明日は「なんで」がキーワードのカリエスについて書かせて頂きたいと思います。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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