毎日の歯磨きに対する意識

歯周病は歯の表面につくプラーク(歯垢)によっておこる文字通り「歯の周りの病気」です。

歯肉の炎症による出血、腫れを特徴とする歯肉炎は歯周病の一歩手前の症状です。

歯肉炎は、歯肉辺縁に付着したプラークにより歯肉に炎症が起こった状態のことです。

初期治療を的確に行なうことで完全に治癒します。

しかし,放置すると歯周炎に発展してしまうのです。
歯肉炎の段階で発見し,治療するのが理想的といえます。

さらに、歯肉炎にも普通の歯肉炎,妊娠中に発生する妊娠性歯肉炎などさまざまなタイプがあります。
ご存知かもしれませんが、歯周病は健康な骨が歯石から遠ざかろうとするものです。
歯肉炎から軽度の歯周炎、中度の歯周炎と進行してしまうのですが、中度の歯周炎まで進んでしまうと骨は元には戻りません。

そのため、治療を行ない歯茎をひきしめると歯茎が下がった状態になってしまいます。

何事もそうですが、早期の発見と治療が大切です。

来院される患者様のほとんどは歯肉炎や歯周病の自覚はなく、他の治療目的でいらっしゃる方がほとんどです。
歯周病は日頃のデンタルケアが重要です。

自分の口の中を鏡で見てみて、健康な歯茎かどうかチェックしてみてください。
そして、歯磨きは1本1本丁寧に磨くことをしてみてください。

歯を磨く時、横にただゴシゴシと磨いていたのでは全く意味がありません。
どの歯を磨いているのか、きちんと自覚して1本ずつ磨いていくことが大切なのです。

また、歯磨き粉も使わないことをオススメします。
泡が出てなんとなく磨けた気になっているのでは意味がありません。

また、口に含んで濯ぐだけ、というものはオススメできません。
それでプラークや汚れが落ちるなんて楽なことはありえないのです。
歯ブラシのみで磨いたあと、口の中をスッキリさせたいという理由で、あくまでも補助的な役割で使用するのであれば良いかと思います。

毎日のデンタルケアを、もう少しだけ時間をかけて意識してみてください。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


クリニック案内ページへ

歯医者が語る、お口の常識&ひ常識 HOME に戻る

PAGETOP