予防としてのインプラント

生まれたとき、歯が全部ない状況でこの世に生まれてくる赤ちゃんはいません。

皆、健康な歯で過ごせる未来を持って生まれてくるのです。

ところが現実には、上下総入れ歯の方がいっぱいいらっしゃいますよね。

でも、その方々もいきなり上下総入れ歯になったわけではないはずです。
皆さん部分入れ歯から、だんだんと大きくなっていったのではないでしょうか。
では、どうして入れ歯が拡大していくのでしょうか?

例えば、入れ歯のバネの形が、ビールの栓抜きのような役割をしてしまうと考えて下さい。

健康な歯にバネがかかってずっと揺すられてしまうことにより、支えている骨が弱まってしまうわけです。
健康な歯がダメージ受けて抜けてしまうんですね。

だけどそこで、

「健康な歯がまだありますから、そっちにまたバネをつけましょう」

となっていきます。
そういうことの繰り返しで、総入れ歯になってしまうんです。

だから、本当は部分入れ歯ではなくて、そこに最初からインプラントを入れて、余計なバネが健康な歯にかかることがなければ、それ以上歯を失うことはないと思いませんか?

ところが正直な話、インプラント治療は治療費が高いです。
自費治療ですから、お客様のご希望により入れ歯になる場合ももちろんあるわけなんです。

でも、考えてみて下さい。

家を買いに行く時、お金がないからとその場しのぎで3年しか持たない家を建てますか?
これからずっと住む場所を、先のことを考えずに建てる人はいないと思います。
3匹の子ブタでもレンガの家が1番良いですよね。

歯も一生ものの建築です。

なにかが原因で1箇所歯を失った、といった時に、それを放っておいたら大変なことになります。

その時だけを見れば、確かに治療費は高いかもしれません。
でも、早めにインプラントを入れることによって、また口の中のバランスが整ってくれたら、5年後10年後20年後、全ての歯を失うことなく過ごしていけるかもしれないんです。

たった1本や2本歯を失ったから「もういいや」と考えてしまわないで下さい。

そのまま放っておくと、上の歯は伸び出てきます。
もしくは途中の歯を抜かれたとしたら今度はその奥の歯は倒れてきます。

結局それが原因で噛み合わせのバランスが崩れていって、いざ思い立ってインプラント治療をしようと思っても、歯医者に5年10年経ってから行ったときには事態は進んでしまっています。

あの時本当は2本いれればよかったけれど、もう今のこの状況じゃ1本や2本じゃなく、5本、6本じゃないといけません、となってしまうんです。

その時に「1本の時にやっておけば良かった」と後悔することになります。

そう考えてみると、インプラントも先手先手の予防のプランだと思いませんか?

私のもとには色んなお口の状態の方がいらっしゃいます。

痛くなってから、腫れてしまってからなど、物事が起こってしまってからいらっしゃる方々がやはり多いのですが、苦しんでいる方々を診るにつけ、予防の大切さを実感いたします。
○今日もご訪問、ありがとうございました。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
お悩み・ご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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