トウモロコシは甘かった

突然ですが、昔のおもいで語りませんか?
実は・・・

昨日のランチのサラダに“トウモロコシ”が添えられておりました。
サラダの隅にかたまってひっそりとしているその姿をみて、思わず吹き出してしまった自分に恥ずかしさを感じた瞬間です。

少しゆっくり食事ができた事もあり、ふと幼少の頃を思い返すことが出来ました。

よく幼少の頃、祖母の家に遊びに行きました。
祖母の家でのおやつは決まって“とうもろこし”でありました。

“トウモロコシ”と言っても、不格好で色も白ぽっく、とてもとても現代社会の奥様たちには受け入れがたく、スーパーに並んでいても買わない代物と感じます。

しかも、いつも黒いブツブツが表面のあるのです。
まさしく虫食い状態です。理由は単純明快であります。

【無農薬】だからです。
自然農法や有機農法など様々なものが取り沙汰されておりますが、昔はごくごく自然で当たり前のものでありました。

不格好で虫食いの“とうもろこし”・・・なんとこれが非常に甘いのです。

虫たちもおいしいものが良いですからね。

甘いといっても、自然の甘みであり、いやらしくありません。
多分、料理記者の方であれば、「大地の甘さ」とか「作り手の優しさ」、などといった言葉にて表現するのかもしれません。

本当にたくさん食べた記憶を思い返しました。

さて、ふと思い返すと、そのような“トウモロコシ”を私は何年食べていないのでしょうか?

まっすぐで、太くて、綺麗で、子供たちに大人気の野菜、手軽に冷凍になっているサラダのお伴、現代の食卓やレストランには欠かせない“トウモロコシ”ですが、あの味はどこにいったのでしょうか?

生産者の努力で、食べやすく綺麗な野菜ができましたが、本来の味や臭いなどはどうしてしまったのでしょうか?

前回の野菜スープのブログでも書きましたが、何か大切なものを失ってきているように思います。

わたしはこの“とうもろこし”から様々な事を思い返すことができました。

人材育成や仕事への向き合い方です。

無農薬で育った“トウモロコシ”と綺麗で格好の良い現代の“とうもろこし”を人にたとえてみると

「多少素行が悪いが熱いハートを持っている人」と「一見素直で真面目であるが、意識がなく流されている」人になるのではないでしょうか?

仕事にたとえると「常に治療の本質を考え、患者様と向きあう事」と「他人目線を常に意識して、ビジネスを一番に考える事」になるのではないでしょうか?

私も、世間や体裁にとらわれ過ぎず、本質を追究することを再認識いたしました。

患者様にも、スタッフにも、一般生活においても【嘘】がない治療と生き方を行わないといけないことを“とうもろこし”と祖母に改めて教えていただきました。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
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