2,000億円の無駄~医療情報の共有化を考える~

昨日は、どのようにして2000億円にのぼる薬の無駄が発生するのかということについて書かせて頂きました。

本日はその解決のための、私の考えを書きます。

他の医療機関でどの薬をどのくらいの量もらっているかという情報がないという話ですが、こういった情報はやはり今後共有化していくことが必要ですよね
現状は患者さんが言わなければ各医療機関それぞれでは分かりません。

例えば、地域の薬局と提携している所も今はありますよね。
薬局に行くと、薬剤師の方が「あら、この間A先生のところでこれと同じ薬出したじゃない」
という事が分かって、拒否するようなところも今出てきてくれているわけです。

しかしそれは薬局としてで、病院ではわからないのが問題なのです。

そういったものを全部きちんとチェックすることが大事です。
今はそれが同じ地域の薬剤師さんが気付いて出さなかったりする程度の話であって、それが場所が変わったり、もしくは薬局が違ったりした場合は
そのデータは分からないわけです。
それを共有化できなければいけないですよね。
それが全国の医療機関全てに広がってほしいと思います。

それをチェックする機関がないから今のような薬を出し放題で無駄が2000億円、という事になってしまっていますよね。
それはやはりおかしいと思います。

薬は多く飲めば治るわけではないですし、薬のありがたみも分からなくなってしまいます。
それも結局は医療費に直結することになります。

最近様々なものを国が電子化だ、なんだと言っていますが、患者様のデータも電子化して管理すべきではないでしょうか。

今では区役所へ行くと、前は30分も待たされていた住民票や戸籍表が、カード1つでとれるようになっていますよね。
そういうものがカード化されて便利になるのは良いことです。

同じように、患者様が色々な医療機関へ行っても検査や薬が重複しないような工夫が必要だと感じます。
そういうシステム作りを本気で国が行なっていけるなら、情報の共有化というのは不可能ではないと私は考えます。
税金や医療費削減なども、より進められるのではないでしょうか。


あなたのお口の設計士:長谷川浩之
千代田区丸の内にある2つの歯科医院にてドクター兼理事長を務めさせて頂いております。
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